老犬が丸まって寝る!?身体をねじる理由を獣医さんに質問した
あまのがわです。
さて、うちの老犬くりちゃん18歳。
足腰立たなくなり、介護生活しているのですが
最近特に気になることが。
毎日のように身体をグイッ、グイッとひねって丸まろうとするんです!
無理して丸くなろうとしているように見えて、
「お腹が痛いのかな・・・」
ととても心配になりました。
「あるいは寒いのかな??」
「寝心地が気に入らないのかな??」
丸まりすぎて、丸まりたい側にゴロンと倒れるようにもなってしまいました。
可愛そうですし気になったので、獣医さんに質問してきました。
■老犬が丸まって寝るのはなぜ?
獣医さんはこう言いました。
「若いワンちゃんなら、寒いと考えられますね」
たしかに、寒いと暖をとるために身体をぎゅっと丸めて寝ますよね。
つづけて獣医さんはこう話していました。
「この子の場合は、目が回っているからだと思います」
なんですと!!!???
うちの老犬くりちゃんには、10歳を過ぎた頃から軽い脳の病気がありました。
前庭疾患といって、目がまわってしまう病気です。
18歳になってからは、普通にしていても瞳がくるくる動いています。
前庭疾患があると、つねにめまいがしてしまうのですね。
「老犬の目が妙に動いている・・・」という人は、
もしかしたら脳の病気かもしれません。
獣医さんに診てもらってくださいね。
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さて、この前庭疾患があると、つねに目が回っている状態です。
日によってめまいの度合いは変わるのですが
よく目が回っている日は、
目の回る方向へと身体をねじりたくなってしまうのですね。
人間でも、ぐるーーっとめまいがすると、視線が動く方向へ身体がかたむきますよね。
それと同じ状況が、うちの老犬に起こっていたのです。
めまいがある限り、身体を丸めようとする動作はおさまらないだろう、とのことでした。
★今日のお話しまとめ★
老犬が丸まって寝ようとする、起きていても丸まろうとするときは
①寒くないかどうか
を見てあげましょう。
老犬は皮膚も脂肪もうすいので、身体がすぐに冷えてしまいます。
毛布や湯たんぽを使って温めてあげてくださいね。
寒さが原因でない場合は
②目が回っている方向に丸まろうとしている
ことが考えられます。
目に動きがないかどうか見てあげてくださいね。
めまいはお薬を飲ませたり、注射で和らげることができます。
丸まろうとするワンちゃんを見ていると、「なんか苦しいのかな」と不安になる飼い主さんは多いと思います。
でもね、ワンちゃんは飼い主さんがよく見てくれて、心配してくれているだけで、
とっても幸せなはずです。
喋れるものなら
「いつもありがとーーー!」と言ってくれているはずですよ。
老犬介護は体力的にも精神的にもしんどいものです。
余力がゼロになってしまわないよう、のりこえていきましょうね。
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