老犬の後ろ足が立たない時に、こうしました!力が入らない下半身を支えてあげるためには
2018/01/27
こんにちは。あまのがわです。
さて、うちのクリちゃん18歳。
17歳に入ったころから後ろ足がみるみる弱くなり、
18歳の今ではほとんど歩けなくなりました。
自分ではなかなか動くことができないので、ゆるりと介護生活をしています。
今までふつうにお散歩していたワンちゃんが足を引きずるようになると、飼い主さんはびっくりしてしまいますよね。
足に力が入らなくなっても、
ワンちゃんはお散歩に行きたがるし・・・
そこで今回は、
・老犬の足が弱くなっていく段階
・それぞれの時期に起こる変化
・力が入らない下半身を支えてあげるために役立ったもの
をご紹介します。
一日でも長くワンちゃんの「歩きたいな~」という希望を叶えてあげてくださいね。
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■老犬の後ろ足に力が入らない・老犬の足が弱くなっていく段階
「最近、歩きづらそうにしているな~」というところから老犬の足は弱まっていきます。
段階的に説明しますので、あなたのワンちゃんが当てはまるところを読んでみてくださいね。
①散歩中、後ろ足が時々スキップのようになる
まずはお散歩中に、後ろ足を「ピョン」「ピョン」とスキップする感じで歩くようになります。
人間も足を痛めていると歩き方がぎこちなくなりますよね。あのような感じです。
「ぴょんぴょん」と半スキップするようになったらしてあげられることは、とにかく散歩で無理をさせないことです。
歩くのが辛そうにしていたら、距離を控えめにしてあげてくださいね。
②散歩中、時々足をひきずるようになる
次の段階では、散歩中に時々足を引きずるようになります。
見ていると可愛そう・・なんて思うかもしれません。
でもね、
人間だって他の動物だって、
いつまでも若い頃のようにスタスタ歩くことってできませんよね。
老犬にはあたりまえのことなのです。
もし足を痛そうにしていたら、動物病院に行けば痛みを抑えられる飲み薬をもらうことができます。
うちのクリちゃんは薬を飲ませると、少し足の引きずりが減りましたよ。
薬で足の負担は和らげられると獣医さんは言っていました。
④歩ける距離が短くなる
「カクン、カクン」と歩くようになり、以前の距離を歩くことがしんどくなります。
ワンちゃんが「外に出たい!」というならお散歩して良いと思いますが、距離は控えめにしてあげましょうね。
この頃うちでは下半身を支えるサポーターを手作りして使っていました。
この下にある画像のような、サポーターです。
下腹部を持ち上げてあげることで、歩きやすそうにしていましたよ。
下腹部に当たる部分はフワフワの柔らか~い生地を使って、負担を少なく。
横にバンドを付けて、私が下腹部を少し持ち上げるようにしながら、歩いていました。
市販だと、このようなサポーターがありましたよ↓↓↓
ワンちゃんの画像が可愛い。
(画像タップするとamazonに飛びます)
ウオークワン 老犬の歩行補助 トイレの補助に
⑤下半身に力が入らなくなる
下半身の筋肉が一気に減って、腰が落ちてくるようになります。
立つことはできるけれど、後ろ足がヨロヨロするようになるので、この頃になると歩行を補助してあげたほうが良いでしょう。
うちのクリは下半身の力が入らなくなっても「外に出たい!」と鳴くので散歩に連れて行っていました。
散歩中は下半身を支えるサポーターを使って歩いていました。
とても満足な表情をしていましたよ。
⑥老犬の後ろ足に痙攣が起こる、震える
ある日急に元気がなくなり、クリはご飯を食べなくなりました(その後少し食べるまで回復しましたが)
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そのタイミングで、クリが寝ている時に、後ろ足に痙攣が起こりました。
ピクピク、ブルブルと後ろ足が震えていたのでびっくりしてしまいました。
獣医さんに聞いたところ
老犬の場合は「脳」や「脊髄」の神経が原因で起こる痙攣なのだそうです。
脳や脊髄が
「老犬だから歩く機能ストップさせましょうね~」
と信号を出すのですね。
クリは痙攣が起こった後、歩くのをやめました。
老犬が歩けなくなると「見ていて心配」とか「つらい」と飼い主さんは思いますよね。
私も最初はそうでしたよ。
でもね、
老犬って
歩けなくてもけっこうご機嫌な顔します!!!
長生きしていれば、歩けなくなるのって自然なことなのでしょう。
⑦老犬が後ろ足、足の甲を付けて歩こうとする
痙攣があった後、クリは足の裏ではなく、足の甲を付けて歩こうとするようになりました。
足が弱ってきたのと同時に(まだまだ散歩ができる時期に)こうなる子も多いみたいですね。
足の甲を付けて歩こうとする。人間で言えばグーの手で歩こうとしているようなものですね。
これはナックリングと言って脊髄神経が弱ってくると起こることなのだそうです。
足の甲が擦れてしまうこともあるので、気になる飼い主さんは保護ブーツなどを履かせてあげてくださいね。
⑧老犬が歩けなくなったら
老犬が歩けなくなると、床ずれしやすくなります。
ずっと同じ面を下にして寝ていると、皮膚がすれたり毛が抜けやすくなってしまうのですね。
歩けなくなったらときどき身体の向きを変えたり、やわらかいベッドに寝せてあげて下さい。
うちのクリは時々「外に出たいな~」と鳴くので、玄関にマットレスをしいて15分位外の空気を吸わせたり
車で公園へ連れて行って日光浴させていました。(レジャーシートや、ワンちゃんが寝ていて痛くないように敷物をわすれずに)
季節の良いときは少しだけベランダに出して一緒に日光浴するだけでも、ワンちゃんは満足そうな顔しますよ。
数分であれ、外に出すときはくれぐれも寒さに気をつけてあげましょう。
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■老犬が歩けなくなったらトイレはどうする?
老犬が歩けなくなるともちろんトイレも垂れ流し状態になってしまいます。
人間と同じです。
うちでは歩けなくなってからオムツを履かせるようにしていました。
犬用のオムツを片っ端から試しましたよ。
そのなかで犬用でいちばんおすすめだと思ったのはこれです↓↓↓
「ネオオムツ M」
寝ていながらのオムツだと、どうしても脇から漏れたりするのですが
このオムツは尻尾までしっかりガードしてくれているのでいちばん安全でした。
ただ、ちょっと高いな・・・と思うかもしれません。
やはり良いものは高いです。
で、うちでは試行錯誤して人間の赤ちゃん用のオムツを履かせるようにしました。
尻尾の位置に大体検討を付けて、
ハサミでおむつに切り込みを入れます。
中のワタが出そうになるので、そこをガムテープで押さえればOKです。
ほぼ、漏れません!!!
手作りの手間はありますが、なにより値段がとても安くて動物用オムツのようにしっかり使えます。
メーカーは「パンパース」「マミーポコ」「ムーニー」などありますが
いちばん柔らかくてよく伸びて犬にストレスがかかりにくいのは
「ムーニー」でした!!!
色々試した結果、ムーニーがベストだと自信持って言えます。
中型犬のうちの子で(7~8キロ)Mサイズです。
小型犬ならS、大型犬ならLサイズが良いでしょう。
犬用オムツは高くて困る・・・という飼い主さんはぜひ試してみてくださいね。
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